こんにちは、「サムライ集客ガイド」のブログを執筆している司法書士の久我山左近です。
士業として独立を考えるとき、誰もが一度は「年商1億円」という数字を目標に掲げます。
しかし、現実にはどの士業でも1億円に到達できるわけではありません。
むしろ、個人事務所や小規模体制で現実的に1億を超えられる士業は、限定されていると考えていいと思います。
まずは、私が所有している司法書士ですが、実際に開業1年目で、ほぼ1億円の年商を実現しています。
もちろんスケールメリットで、何人も資格者を雇えば、どの資格でも年商1億円は実現できますが、そういったスケールメリットを考えなければ、弁護士・税理士・司法書士・行政書士のみだと考えています。
これは資格の難易度とは別の話で、単価・市場規模・外注のしやすさ・集客の再現性など、ビジネスとしての構造的な要素により決まります。
この記事では、私自身が 開業1年目で年商1億、2年目で年商2億を達成した経験も踏まえつつ、
「個人で本当に1億を狙える士業はどれか?」
「なぜその資格だけが可能なのか?」
「どのように戦略を組めばいいのか?」
を元システムエンジニアで司法書士の久我山左近が徹底的に解説していきます。
士業を目指す方、これから独立する方、すでに事務所を運営して伸び悩んでいる方にとって、極めて“現実的な指針”となる内容ですので、ぜひ最後までお読みください。
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年商1億は「資格の難易度」ではなく「ビジネス構造」で決まる!


まず押さえておくべき重要な前提があります。
それは、年商1億は資格の難易度とはほぼ関係がないということです。
司法試験に受かるのが難しいからといって、弁護士が必ず稼げるわけではありません。
逆に、行政書士は比較的取得しやすい資格ですが、特化分野を選べば個人で年商1億を十分に狙えます。
つまり、
- 市場規模
- 顧客単価
- 外注・分業のしやすさ
- ネット集客の相性
- 再現性
この5つで“年商1億を狙える士業かどうか”が決まるのです。
そして、この条件を満たすのが私が思いつく限り、弁護士・税理士・司法書士・行政書士の4つだけという結論になります。
ここからは、それぞれの資格がどのように1億へ到達できるのかを、ランキング形式で詳しく解説します。
◆ 年商1億円を実現しやすい士業ランキング TOP4
(※スケールメリット除外。あくまで個人〜少人数事務所の現実値)
【1位:弁護士】
弁護士は単価が高く、多様な分野で売り上げを作れるため、1人でも年商1億を最も実現しやすい資格です。
● 高単価案件が豊富
- 債務整理(数万~数十万)
- 離婚(数十万~数百万)
- 交通事故(成功報酬で数十万〜数百万)
- ネットトラブル(数万~数十万)
1件あたりの単価が高く、1人でも年間20~40件の成約があれば到達します。
● 市場規模が大きく案件が尽きない
法律トラブルは景気に左右されにくく、国民全体が相手の市場です。
● ネット広告と相性が良い
LP → 電話相談 → 初回面談 → 受任、という導線が非常に作りやすい。
● 弁護士が1億にいける最大の理由
「専門分野に特化するだけで高単価化ができる」
この専門分野が多い点が他の士業にはない圧倒的な強みになります。
なお、余談になりますが、何でも受けるような専門分野がない弁護士が1番稼ぎにくいとも言えます。
【2位:税理士】
税理士は法人顧問だけでは頭打ちになりますが、相続税申告に特化すれば1人でも年商1億は十分に現実的です。
ただし、筆者の兄は税理士なのですが、税務顧問料と税務申告料だけで、年商3億程度の売り上げを実現していますので、無理だとは言えませんが、時間もかかりますし、営業力や節税の腕も必要になります。
● 相続税申告が単価最高峰
1件50万~150万円が平均ライン。
年間50件の申告を行えば単価平均100万円として 年商5,000万円 になります。
ここに法人顧問を20〜30件加えれば、1億に届きます。
● 季節性があるため外注しやすい
相続税申告は業務フローが標準化しやすく、外注との相性がよい。
● ネット集客の再現性が高い
「相続税 相談」「相続税申告 費用」などの検索ボリュームが安定しています。
● 税理士が1億にいける最大の理由
大企業案件ではなく、“一般家庭の相続税ニーズ”が巨大だから。
【3位:司法書士】
司法書士は年商1億の“再現性”が最も高い資格と言っても過言ではありません。
● 債務整理と相続分野が圧倒的に伸びる
・債務整理
・相続登記
・遺産整理
・遺言書
・家族信託
これらは単価が高く、需要が増え続ける分野です。
● 外注・分業がしやすく、1人でも業務量を増やせる
司法書士は書類作成・手続き・顧客対応などを分業しやすく、「代表は相談対応だけ」 という仕組みも作れます。
● ネット広告との相性が非常に良い
債務整理・相続・不動産登記などは広告運用の成功例が多く、導線設計が再現性高い。
● 司法書士が1億にいける最大の理由
固定費が低く、個人でも利益率を高く維持しながら売上を伸ばせる点。
【4位:行政書士】
行政書士の世界では1億は“上位数%”ですが、特化分野を選べば現実に到達できます。
● 1億を狙える主要分野
- 建設業許可
- 産廃・運送系の許認可
- ビザ関連(永住・高度人材など)
- 補助金申請(成功報酬型)
- 医療法人設立
これらは法人案件が中心で、単価が高く、リピートが発生しやすい。
● スケールなしでも伸ばせる
行政書士は「大量処理」分野ではなく、“単価の高い法人案件に特化する”ことで1億に届くという構造を持っています。
● 行政書士が1億にいける最大の理由
市場を絞って特化するだけで競合が激減し、単価設定がしやすい。
◆ なぜ、この4つ以外の士業は年商1億が現実的ではないのか?
● 単価が低い・市場規模が小さい
社労士顧問・測量系・鑑定系、特許系などは単価が低い、または市場規模が小さいので大量処理しないと、個人事務所では物理的に不可能だと考えられます。
● 分業・外注がしにくい
現場作業系や調査系は、業務に属人性が残りやすい。
● ネット集客と相性が悪い
広告費を単価で回収できないため、再現性が低い。
◆ 年商1億を達成するための“本質条件”とは?
【1】高単価分野に特化する
広く浅くではなく、「高単価 × 市場規模が大きい分野」に絞るだけですべてが変わる。
【2】商品設計を明確にする
例)相続相談 → 遺産整理 → 信託契約
価値の階段があると単価が伸びる。
【3】リスティング広告 × SEO の導線を1本作る
これが最も再現性があり、1億達成者の共通点。
【4】外注・業務委託を最小限で活用
スケールではなく、分業だけで1億は実現できる。
【5】あなた自身が“売上をつくる仕事”に集中する
面談・提案・クロージング。
代表者の時間はここに集約する。
◆ まとめ — 年商1億は「資格」ではなく「市場選び」で決まる
士業は多様に見えますが、個人で現実的に年商1億を狙える資格は、弁護士・税理士・司法書士・行政書士の4つだけ。
これはスケール化の話ではなく、単価・市場規模・外注性・集客再現性という“ビジネスの構造”そのものがそうなっているからです。
もしこれから独立や戦略構築を考えるなら、「どの資格か?」よりも「どの市場で戦うか?」がすべてを決めます。
なお、私自身も開業1年目から年商1億を実現しておりますので、今回の記事はとても信憑性があると思います。
ここまでで、今回のサムライ集客ガイドのブログ「年商1億円を1番実現しやすい士業の資格ランキングをご紹介します!」のテーマの解説は以上になります。
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それでは、元システムエンジニアで司法書士の久我山左近でした!
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